国連移民機関は火曜日、ジブチ沖で起きた船の難破で、子どもを含む少なくとも38人の移民が死亡したと発表した。国際移住機関(IOM)は、少なくとも6人が行方不明で死亡したとみられ、生存者22人がIOMと地元当局の支援を受けていると述べた。IOMの地域報道官イボンヌ・ンデゲ氏は、船の難破はジブチ沖約200メートルで発生し、移民を乗せた船は現地時間4月8日午前2時ごろイエメンを出港したと述べた。約2時間後に沈没し、乗船者約66人のうち大半はアフリカの角地域出身者だった。彼らはほとんどがエチオピア国籍と思われると彼女は語った。「毎年、何万人もの移民が主にエチオピアとソマリアからアフリカの角地域を離れ、湾岸諸国を目指している」とンデゲ氏は語った。 「(しかし)何千人もの人々がイエメンに足止めされている。この悲劇で亡くなった移民のグループは時間を稼ぎ、後でもう一度挑戦するか、帰国するためにジブチに戻ろうとしていたと結論付けるのが一番合理的だ。」